タイマネ!30代独身男のおもに長期投資の話

タイムイズマネー。時間を味方に。30代独身男のおもに長期投資の話です。

新社会人になったら投資を始めたほうがよい理由

こんにちは、タイチです。

タイトルが煽りっぽくなってしまいました(笑)

 

今回は、新社会人が投資を始める事のメリットを書きたいと思います。

私自身、20代後半から投資を始め、投資歴はまだまだ浅いのですが、投資を始めて得たものは多いと思います。

また、自分自身もっと早く、できれば社会人1年目に投資を始めておけば良かったと思っているので、このブログを見た新社会人が投資に興味を持ってもらえるきっかけになればと思います。

 

私が投資に興味を持ったきっかけ

投資を始めることで受けられるメリットを書く前に、私がなぜ投資に興味を持ったかを簡単に書きます。

特に前置きすることでもなく、当時の給料が安かったからという単純な理由です(笑)

給料も安いし、かといって給料の大幅なアップも望めない。

どうにか手持ちの給料を上手く使って増やすことが出来ないかと考え、情報を集めたのがきっかけです。

 

投資を始めた方が良い理由1:お金にまつわる経済のことに興味を持てる

私が新社会人だったころは、経済に対して知識も興味もありませんでした。

当時はお金の流れなど知らなくても、とりあえず言われた仕事をすれば給料はもらえたし、結婚して家を買うなんて年齢でもなかったので、金利について調べるとこともありませんでした。

 ところが、投資を始めると、そこは自分のお金に関することなので、自然とニュースなどに耳を傾けるようになりました。

 

突然ですが、「GPIF」を知っていますか?

「GPIF」は「年金積立金管理運用独立行政法人」といって、私たちの年金を管理している団体です。

GPIFは年金を増やすために、年金を使って投資を行っており、そのGPIFが2年ほど前に運用方針の変更を発表しました。

4. 基本ポートフォリオの考え方 | 年金積立金管理運用独立行政法人

 

これまでは「国内債券」というカテゴリーに60%の金額を投資していましたが、今後は35%にまで下げ、代わりに「国内株式」「外国債券」「外国株式」の比率を上げるという内容です。

投資について知識がある方であれば、この変更が「リスクをとって、リターンを増やす」という方針変更だったことが分かります。

私達の大事な年金の運用の変更についてのニュースも、投資の知識があればすぐ理解することが出来たでしょう。

 

投資を始めた方が良い理由2:親世代と同じ「普通の暮らし」は望めない!だから投資でお金を育てる

少子高齢化により私を含めた若い世代は、年金で自分が支払った額よりも受け取れる額の方が少なくなります。

 

私が投資を学ぶきっかけになった岡村聡さんの著書「20代で知っておきたいお金のこと」から引用します。

現在60歳以上の人は、税金や年金、健康保険料など国に支払った金額を、平均で約4,000万円も上回る利益を、年金や医療保険、政府サービスという形で受け取れる。

それに対して、今の20代の人は、支払った金額を約1,000万円下回る分のサービスしか受け取れない。

親世代と20代を比較すると、なんと人生全体で、差し引き5,000万円も負担が大きい

岡村さんによると、60代以上と20代を比べた場合、年金だけでなく、社会全体の公共サービスを含めると20代の方が5,000万円損をすることになるというのです。

親と同じように働いて貯金しても、親と同じ水準の「普通の暮らし」は保証されません。

稼いだお金自身に、さらに働いてもらう投資を学びましょう。

20代で知っておきたいお金のこと

20代で知っておきたいお金のこと

 

 

投資を始めた方が良い理由3:「複利」の効果は投資期間が長いほど有利

投資をすると一定期間毎に元本に対して利子が付きます。

次の利子が付く際に、「元本+前回の利子」に対してさらに利子が付くことを「複利といいます。

(元本にしか利子が付かない場合は「単利」)

1年目の利子:     1,000万円     ×  3% =  30万円

2年目の利子:(1,000万円+30万円)  ×  3% = 1,030万円×3%= 30万9,000円

長期投資を前提とするインデックス投資(投資方法については別の機会に)では「複利」の恩恵を受けることが出来ます。

 

例えば、毎月3万円を「①貯金」「②期待利回り5%のインデックス投資商品で運用した場合」それぞれで積みあがっていく金額がどうなるかをシミュレーションしました。

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運用年数が長くなるほど、①と②の金額の差が大きくなっていくことが分かると思います。

このことから、投資の開始が早ければ早いほど「複利」の効果で大きなリターンを望む事が出来ます。

世界一の投資家と呼ばれるウォーレン・バフェットは11歳から投資を始めていたという話もあります。

すごいですね。

史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵

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 今日のまとめ

投資をすることは自分のお金を使って経済を知ることになります。

誰だって自分のお金がかかっていると思えば、自然とニュースもチェックするし、本も読むようになります。

それは仕事をするうえでもきっと役立ちます。

 

残念ながら、これからの国の補償は下がっていくばかりでしょう。

しかし、インデックス投資は始めるのが早いほど「複利」の効果で大きな成果を得ることもできます。

社会人になってお金に余裕がある人の方が少ないと思いますが、投資は月数千円からでも可能です。

私が投資を始めたのは20代後半でした。

新社会人の方が投資を学び、若いうちから投資をスタートできる立場であることをとてもうらやましく思います。